本格的に料理を始めたいなら、プラスチック製まな板は卒業して、長く使えるひのきのまな板を使うのがおすすめです。
ただし、木のまな板を長持ちさせるためには、ちょっとした工夫と独自のお手入れ方法が必要になります。
そこで今回は、『ひのきのまな板』を長持ちさせるお手入れ方法と黒ずみ・カビの削り方についてご紹介します。
ひのきのまな板の特徴
ひのきのまな板を長持ちさせるために、まずはその特徴を知りましょう。
ひのきは古くから建材やお風呂などに使われていますが、木材の中でも「腐食に強い」という特徴があるからです。
水に触れても腐らないひのきは、まな板でもその特徴を最大限に発揮してくれます。
また抗菌性にも優れており、しかもいい香りがすることから「使い続けても気分がいい」という利点もあります。
このように、ひのきが長持ちするのは「抗菌性に優れていて腐食に強い」ということと、「いつまでも使いたくなるから大事に使える」という2つのポイントがあるからだといえそうですね。
ひのきのまな板を長持ちさせるお手入れ方法は?
使いだせばお気に入りになること間違いなし!なひのきのまな板、一年でも一日でも長く快適に使用するために、次のようなお手入れを行ってください。
使用前に水につける
ひのきのまな板は使用していくうちに反ってきてしまいますが、それを防止するために使用前には毎回水をかけてください。
水をかけることで、食材の水分がまな板の中までしみこむのを防ぎます。
裏表をまんべんなく使う
どちらか一方だけを使用していると同じ方向にまな板が反ってきます。
まな板の反りは包丁の刃こぼれにつながりますし、放置しておくとまな板自体が割れてきてしまうこともあります。
なるべく裏表をまんべんなく使用して、同じ方向に反らないようにしましょう。
洗うときはまず水で
たんぱく質を含む食品を使用した後は、まずたわしで水洗いをします。
いきなりお湯をかけるとたんぱく質が凝固し汚れが落ちなくなるので注意してください。
最後は熱湯消毒を
洗い終わったら最後には熱湯をかけて消毒しましょう。熱湯で消毒することで清潔さを保つことができ、まな板の黒ずみを防ぐことができます。
洗った後は自然乾燥
ひのきは急な乾燥で割れてしまうことがあります。洗浄後は自然乾燥が鉄則です。
ひのきのまな板の黒ずみ・カビの削り方は?
最後に、ヒノキのまな板の黒ずみやカビの削り方をご紹介します。
いくら丁寧に使ってもいずれは出てきますから、気にせず削り取って使いましょう!
軽度の黒ずみには
軽度の黒ずみは、紙やすりでこすって取りましょう。紙やすりは木目に沿ってかけてください。
カビには
カビが出てきてしまったら、まな板削りを使用してまな板自体を削ってください。
ホームセンターなどでも販売されていますし、ネット通販でも様々なタイプなものを購入できます。
酷い黒ずみやカビは
黒ずみやカビを放置してひどい状態になってしまったときは、迷わずプロにまな板削りを頼みましょう。
まな板削りサービスも、ネット&宅配で簡単に依頼できますよ。
おすすめのひのきのまな板はコレ!
一般的なひのきのまな板は急激な乾燥に弱く、食器乾燥機も厳禁となっています。いいものであるのはわかっていても、お手入れや使い方が面倒ではなかなか手が出せませんよね。
そんなときには、こちらの食洗機対応国産ひのきのまな板がおすすめです。
薄型タイプでコンパクト、側面は黒ずみ防止のための樹脂塗装が施されており、おしゃれなデザインで長く使える優れものですよ。
ヒノキまな板の手入れは慣れれば気にならない
ダメになったら買いなおせばいい!とプラスチックのまな板に手を出しがちですが、お手入れ方法さえ身に着ければ「ひのきのまな板」の方が優れた点が多くておすすめです。
最初のうちはお手入れが少し面倒に感じますが、慣れれば気にならなくなるので試しに一度使ってみるのもおすすめですよ!