パスタといえば、一般的にはストレートの乾麺を思い浮かべますが、その種類は実に様々。そこに絡めるパスタソースも多種多様です。
自宅で本格的な美味しいパスタを作りたいのなら、それぞれのパスタソースにマッチした相性の良いパスタの種類を知っておきたいものですよね。
そこで今回は、ベストマッチなパスタとソースの組み合わせ『ソースの種類別おすすめパスタ』をご紹介します。
トマトソースに合うパスタ
まずは王道のトマトソースから。トマトソースと一口に言っても、フレッシュトマトを使うのか、トマト缶やトマトペーストを使うのかによっても合うパスタは異なります。
「アラビアータ」に合うパスタ
辛口のトマトソースであるアラビアータには、ギザギザのマカロニに似たショートパスタ「ペンネ」が良く合います。
ソースが良く絡んで食べごたえも抜群。
「ナポリタン」に合うパスタ
日本人にお馴染みのナポリタンは、1.8ミリ以上の太さがあるロングパスタ「スパゲティ」を選びましょう。
細いものだとケチャップの味と香りに負けてしまいます。
「トマトの冷製ソース」に合うパスタ
フレッシュトマトとハーブが香る冷製ソースには、1.3ミリ以下の「カッペリーニ」がおすすめ。ソースの繊細さが際立ちます。
「ボロネーゼ」に合うパスタ
ひき肉とトマトで作るボロネーゼには、1.6ミリの「スパゲッティーニ」を使いましょう。ひき肉の濃厚さにも負けません。
ボロネーゼソースをさらに濃厚に食べるのであれば、筋の入った筒状のパスタ「リガトーニ」もおすすめです。
クリームソースに合うパスタ
男性や若者に人気のクリームソースにおすすめのパスタは、ソースが良く絡むパスタです。
「カルボナーラ」に合うパスタ
定番のクリームソースカルボナーラには、平麺の「リングイネ」か「フェットチーネ」がおすすめ。
ガッツリ食べたいときには太めの「フェットチーネ」を、あっさり食べたいときには「リングイネ」を選びましょう。
「トマトクリームパスタ」に合うパスタ
海老などの海鮮と合わせると美味しいトマトクリームパスタには、リボンの形をした「ファルファッレ」か「フェットチーネ」が良く合います。
上品に食べたいときには、食べやすい「ファルファッレ」にしましょう。
「チーズソース」に合うパスタ
クリームソースの中で最も濃厚なチーズソースには、ロングパスタだと重たすぎてしまうのでショートパスタがおすすめです。
かわいらしい形の「コンキリエ」か、筒状のショートパスタ「リガトーニ」が良く合います。
さらに凝った演出にするなら、ゴルゴンゾーラチーズのソースにジャガイモのパスタ「ニョッキ」がおすすめ!もっちもちのジャガイモパスタと濃厚チーズソースでお酒も進みます。
「オイルベース」に合うパスタ
ちょっと重たいオイルベースのソースに合わせるのにおすすめパスタは、スタンダードタイプのパスタです。
「ペペロンチーノ」に合うパスタ
たっぷりのオイルとニンニク、唐辛子のシンプルなペペロンチーノは、細めのロングパスタが良く合います。
こちらは「スパゲッティーニ」がちょうどいいでしょう。
「アンチョビソース」に合うパスタ
オイルだけではなく、強烈なアンチョビの香りが食欲をそそるアンチョビソースには、「スパゲッティーニ」か「スパゲッティ」がおすすめです。
「スープスパソース」に合うパスタ
さらっと美味しいスープパスタに合うのは太めのロングパスタ「スパゲッティ」。
パスタに絡みにくいスープソースの場合には、うどんやお蕎麦のイメージで太めのロングパスタを選ぶのがおすすめです。
「パスタソース×好相性パスタ」で家パスタがレストラン並みに!
どんなパスタソースでもパスタはいつも同じ・・・確かにそれでも美味しいのですが、ほんのちょっとのこだわりで、お家パスタもレストラン級に大変身します。
特にショートパスタの形を選ぶときには、見た目で選ぶのも大切です。今日はどんな気分でこのパスタを食べてほしいのか、そんなことを考えながらパスタを決めるのもの楽しいですよ!