小麦のアレルギーがある人や、健康のためにグルテンフリーを心がけている人は、原材料に小麦が含まれている普通の醤油は使えないですよね。
そんな方々の頼もしい味方が、小麦を使わないで作られた「グルテンフリーの醤油」です。
ここでは、小麦が原材料に含まれない『グルテンフリー醤油』のおすすめ商品を厳選して紹介していきます。
遺伝子組み換え大豆不使用も嬉しい「イチビキ 小麦を使わない丸大豆しょうゆ」
こちらのお醤油は小麦を使っていないのはもちろんのこと、丸大豆100%で作られています。
おまけにその大豆は遺伝子組み換え不使用ですので、小麦にアレルギーのある方だけではなく、健康志向の方々全般に広く支持されています。大豆の比率が高いため味が濃く、旨味も強いのが特徴です。
27品のアレルギー特定原材料をカット「キッコーマン えんどうまめしょうゆ」
グルテンフリーなだけではなく、大豆も不使用の醤油です。大豆の代わりにえんどうまめを発酵・熟成させて作られています。
他にもアレルギー特定原材料の27品不使用という特徴があり、複数のアレルゲンを持つ方にとっては心強いお醤油です。
かすかにえんどうまめの風味が感じられますので、お料理に使うとアクセントがつきますね。
文久3年からの伝統を誇る老舗の新境地「山茂屋 そら豆醤油」
1863年から小豆島でお醤油を作っている老舗メーカー「山茂屋」のグルテンフリー醤油です。
山茂屋では特許製法の「そら豆シリーズ」を販売しており、このお醤油もそら豆と塩のみから作られています。香りも旨味も、普通のお醤油とくらべて引けは取りません。
国の登録有形文化財にも指定されている醤油蔵で熟成される伝統のお醤油は、一度は味わってみる価値がありそうです。
保存料不使用で開栓後は要冷蔵!「丸又商店 オーガニックたまり」
有機丸大豆と天日塩が、杉桶の中でじっくりと熟成されることで生み出されたお醤油です。
江戸時代から蔵の中で生き続けている麹菌、酵母菌、乳酸菌などが加わり、見事な味のアンサンブルを奏でています。
グルテンフリーのおいしいたまり醤油をお探しの方も、グルテンフリーにこだわらない方も、有機JAS認定の品質を確かめてください。青背のお刺身に負けない力強さも魅力です。
あくなきチャレンジ精神の結晶「ちば醤油 四穀しあわせ醤油」
嘉永7年創業の千葉県のメーカー「ちば醤油」のグルテンフリー醤油。
「四穀」とは、ゴマ、アワ、ヒエ、キビのことです。チャレンジングな原材料からでき上がってはいますが、もちろん普通のお醤油と同じように何にでも使えます。
明治時代の5代目当主は、日本人では初めての、ハワイでの醤油生産を試みたとの記録も残っています。チャレンジの姿勢はメーカーの伝統みたいですね。
NASAが21世紀の主要食と述べたキヌアが原料!「丸秀醤油 キヌアしょうゆ」
「長寿の実」と呼ばれる南米原産の「キヌア」と自然の海のお塩だけでつくったグルテンフリーのお醤油です。
専用の製造ラインで作られていますので、アレルゲンが混入する心配もありません。色はやや薄めですので、あまり色をつけたくないお料理を作るのにも便利です。
なお、キヌアは便宜上は雑穀に分類されていますが、実はホウレンソウの仲間だそうです。
お料理の隠し味にも「岡直三郎商店 premium TAMARI」
国産大豆を100%使って作ったグルテンフリーのお醤油です。そのこだわりは、種麹を混ぜる際にも国産大豆のきな粉を使用している点にもあらわれています。
濃厚でありながらあっさりした味わいは、つけ醤油としてはもちろん、お料理の隠し味にも活躍します。
和食だけではなく中華や洋食の下味にも使えますので、小麦アレルギーの方も多彩で広がりのある味を楽しむことができるでしょう。
生きたままの酵母が詰まった「白馬醸造 山蔵乃風」
信州産のお米と丸大豆を原料に、日本アルプスの天然水で仕込んだグルテンフリーのお醤油です。
醸造にはじっくり3年をかけ、無添加で仕上げています。お刺身にかけて美味しいことは言うまでもありませんが、お豆腐などにかけるとお豆腐がワンランク上がったように感じます。
お客様にお出しすれば、「どこのお醤油?」と聞かれること間違いなし!
グリテンフリー醤油は誰にでもおすすめ!
グルテンフリー醤油は、今や小麦粉にアレルギーを持つ人のためだけの醤油ではなくなりました。
アレルギー体質の人はもちろん、アレルギー関係なく「美味しくて健康な醤油」をお探しの方にも、きっと気に入るグルテンフリー醤油が見つかりますよ!